<第3章>

クライマックスシリーズ展望




<土曜大会1部>



 さわやか See Saa(港区)はレギュラーシーズンを活発な打線で打ち勝ってきた強打が持ち味。対するBBファイターズ(狭山市)は、昨年上位進出を有力視されながらCSで敗れた悔しさを晴らせるか。下段のびゃっこたい(横浜市)YBC(さいたま市)は楽しみな好カード。昨年の土曜大会の覇者・びゃっこたいはレギュラーシーズンではやや苦しんだ印象があるが、昨年のMVP・石川投手を軸に粘り強く勝ち上がってきたところはさすがだ。対するYBCは強打者・豊川、平田を中心に本塁打も多く勝負強さが光る。エース島田ら投手陣も安定しており、昨年のチャンピオン相手にどう戦うかが楽しみだ。






<土曜大会2部>



 上段は、平均年齢45歳ながら安定したチーム力を誇るMLS(ふじみ野市)が一歩リードか。エース尾坂を中心に守りが堅く総合力が高い。初戦を勝てばMLSと当たる2チームも力がある。DIARIES(中央区)SECOND SQUAD(狭山市)の対決はともに強力打線が持ち味。1点を争う勝負になりそうだ。下段は、この階級の優勝候補の筆頭・NEXCO東日本(練馬区)リバーサイドスターズ(墨田区)挑む形か。リバーサイドスターズはレギュラーシーズンで好投した投手陣が踏ん張り競り合いに持ち込みたい。






<土曜大会3部>



 混戦の中で、OTTERS(町田市)がV最右翼とみる。勝負強い津田・斎藤らを軸とした攻撃力はこの階級でも上位だ。対する渋谷DeNAベイスターズ(渋谷区)は主砲・豊田を中心とした打線の粘りで対抗したい。上段のムラヒガFRANCS(八千代市)は攻守の要・笠原に注目。ワイルドカードの上野ジャイアンツ(さいたま市)は堅守が持ち味。






<日曜大会1部>



 上段は、昨年も優勝戦を経験している日本医療企画(中央区)が頭一つ抜けている。干場、金久保らで形成する投手陣は鉄壁で2点以上取られた試合がなく、攻略するのはかなり困難だ。攻撃は長打力のある宮原、望月、チームの精神的支柱・ベテラン高久が中心となり様々な攻撃パターンがあるのが強み。日本医療企画と初戦で当たるJ・BOY(文京区)は、昨年クライマックスで敗れた雪辱を果たせるか。鈴木、佐藤ら好打者が揃っており切れ目のない打線を形成している。BOOOOON(清瀬市)は渡邊-中村のバッテリーを軸に守り勝つ野球で久々の優勝戦進出を狙う。下段は、昨年の関東草野球リーグ王者のサントリーフーズ(港区)が軸となりそうだが、Cherry Blossoms(横浜市)Bay-fortis(船橋市)もチーム力が高い。Cherry Blossomsは打撃が好調。森、佐藤ら強打者を中心に激戦区を勝ち上がってきた。Bay-fortisはエース佐藤の投球が楽しみ。レギュラーシーズンではノーヒットノーランを含む連日の好投を見せた。主砲・安河内、榎本らの中軸が佐藤を援護できれば面白い存在だ。






<日曜大会2部>



 上段は初戦シード枠に入った曽根軍(戸田市)の戦力が充実している。レギュラーシーズンを失点9で乗り切った投手陣は完投能力のある投手が揃う。東京As Baseball Team(横浜市)はポイントゲッターの小笠原を中心に足を絡めた野球が自慢で堅守にも定評がある。ジョンソン・エンド・ジョンソン(港区)は総合力が高く、下位打線からでも得点できるのが強みだ。下段はJ-STYLE(豊島区)が中心となる。力のある直球を内外角に投げ分ける内田を中心とする投手陣に大崩れする気配がない。鈴木、佐藤、徳地のホームランバッターを中心にした打線も好調だ。J-STYLEを追うのはJAいちかわ田中チーム(柏市)だろう。『スキのない全員野球』が得意なJAいちかわ田中チームは、経験豊富な好投手を揃えて継投策で守り切る野球が秀逸だ。ワイルドカードでのクライマックス出場を決めたCalpin(つくばみらい市)は打力が自慢で打ち合いに強い。ワイルドスピリッツ(江戸川区)は粘りの野球で上位を狙う。






<日曜大会3部>



 上段はJ.A.M(大田区)AJPBC(新宿区)、下段はELEGANCE(所沢市)が優勝争いの軸になりそうだ。今年の3部は例年以上に力が拮抗。強敵を破ったチームが勢いに乗ることもと十分に考えられる。J.A.Mは強打者・吉田を中心にどこからでも得点できる打線が自慢。頼りになるエース岩間がいるAJPBCは初戦で当たる中原・小笠原ら複数の好投手を要するNEO AMIGO(柏市)投手陣をどう打つかが焦点だ。ELEGANCEは打ち勝つ野球がモットーで長打がどこからでも飛び出す打線は脅威だ。順当にいけば優勝戦進出の可能性は高いだろう。FOHZ(川崎市)は打撃が好調。長打力のある重澤がチームを引っ張る。






<日曜大会4部>



 絶対的な優勝候補は不在だが、初戦から好カードが多い組み合わせとなった。上段では、エース黒田の投球が楽しみなHonmura Heds(川崎市)と主砲・宮口をはじめ活発な打線が売りのBraves(練馬区)との対戦は楽しみなカード。この勝者と安定感のある投球を見せる池嶋を擁する印西フェニックス(印西市)による上段ゾーンの代表争いになりそう。下段は、総合力の高いHappy Kongs(さいたま市)が中心となりそう。これを追うのは石橋・森(大)・古屋ら勝負強い打者が揃う石橋モンキーズ(台東区)と見られるが、初戦の攻守にまとまるストライクス(墨田区)戦が難関。






<日曜大会5部>



 上段は、レギュラーシーズンを1位通過したネグロス電工(江東区)が勢いに乗っており、戦いの中心的存在になりそうだ。追うのは主砲・土井川を軸とした活発な打線でエース寺坂を援護するGuff(北区)か。初戦で当たるDegoichi(港区)は集中打を得意としており、ここをどう乗り切るかがポイントだ。下段は、出場チームの力が拮抗し混戦模様だ。The Souls(さいたま市)は巧みな投球が持ち味のエース下村を村田・佐藤・野田らで形成するどこからでも得点できる打線で援護できるのが強み。そのThe Soulsと初戦で当たるレッドサンダース(川崎市)は今年7年ぶりに復活した渡辺投手の存在が大きい。柳田・清水らの長打力を活かせれば面白い存在だ。ドリームス(鎌ケ谷市)は飯島監督を中心に総合力が高く、しぶとい戦いぶりで優勝争いに食い込みそうだ。






<日曜大会初級部>



 戦力的に突出したチームはなく、今年の初級部も混戦模様。上段は、レギュラーシーズンで勝負強い戦いを見せたOLD ROSE(墨田区)が軸になりそうだ。初戦で当たる親友会フィフティーズ(さいたま市)は好打者・中田がチームを引っ張る。熊(柏市)は安定感のある投手陣を武器に初の夢舞台を目指す。下段は、長野県・佐久市から参加のREIWA(佐久市)、投手力の良いWally(横浜市)を中心に混戦模様だ。攻撃力が自慢の筋肉ダルマ(川崎市)、ベテラン中心だが若手の新加入でチームに活気が出てきた北球友クラブ(北区)の戦いぶりも楽しみだ。