日曜大会1部優勝戦 in ZOZOマリンスタジアム



×
(千葉市) (杉並区)
10月28日(日)  日曜大会1部優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
PH (杉並区) 0 3 0 0 0 0 - 3
球嵐 (千葉市) 3 0 0 2 1 × - 6



 古豪・球嵐が足かけ10年、優勝戦出場実に5度目にして初めて勝利を挙げ、長年の悲願となっていた関東草野球リーグ日曜大会チャンピオンの座を遂につかみ取った。球嵐は初回2本のヒットで1死2・3塁とすると、4番荒井がタイムリー3ベースを放ち2点を先制。さらに続く5番中川がすかさずエンドランを決め、瞬く間に3点を先制した。一方のPHも直後にすぐさま反撃。2回2死ながら2塁の場面で、7番のDH・福島が左中間へのタイムリー2ベース。その後、内野安打を挟み、9番川縁、1番土戸と連続タイムリーで一気に試合を振り出しに戻した。再び試合が動いたのは4回。球嵐はこの回先頭の8番上代がヒットで出塁すると、送りバントで1死2塁。続く1番斉藤のライトへの打球がエラーを誘いまず1点。さらにバッテリーエラーでもう1点。球嵐は5回にもエンドランで1点を加えダメ押し。投げては4投手のリレーでPHの反撃を封じ逃げ切った。

○球嵐 ●PH
中川監督 八木監督
「初回に3点取りましたが、案の定そのままとはいかなかったですね。予想通りノーガードの殴り合いになりました(笑) 今までどうしても勝てなかったこの舞台で勝てて、ようやく呪縛を解くことができました。長く続けているとやっぱりいいことありますね(笑) この年齢になってもまだワクワクしたり悔しくて涙を流したりできるなんて・・・ 今日は最高のご褒美になりました」 「勝ってインタビューを受けたかったですね(苦笑) 打線が思ったよりつがらなくて攻撃が淡泊になっちゃいましたね。そんな中、守りの方で失点につながるミスが出たりして、後手後手に回ってしまったのが痛かった。スタンドで応援してくれた家族の前で勝って恩返しがしたかったんですが、それは次回に持ち越しですね。またこの舞台で忘れ物しちゃいました(笑)」



▲ヒーローの荒井選手と中川監督