日曜大会初級部優勝戦 in ZOZOマリンスタジアム



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(葛飾区) (武蔵野市)
11月29日(日)  日曜大会初級部優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
武蔵野吠え〜るず (武蔵野市) 1 0 0 0 1 0 0 2
スプレットビーバー (葛飾区) 1 3 0 0 0 0 × 4



 試合は初回から動く展開となった。先攻の武蔵野吠え〜るずは1番高橋が死球で出塁。盗塁と送りバントで1死3塁とすると、ワイルドピッチで労せずして1点を先取する。その裏のスプレットビーバーも併殺崩れのランナーを2塁に置き、4番鴫原がセンターにタイムリー。すぐさま試合を振り出しに戻した。勢いの乗ったスプレットビーバーは2回には、7番田澤、2番片山のタイムリーで追加点を挙げ、4-1とリードを広げる。一方の武蔵野吠え〜るずの反撃は5回。四球とヒットでチャンスを作ると、9番中澤のタイムリーで1点を返すが反撃はここまで。創部20周年を迎えたスプレットビーバーが、メモリアルイヤーに初の栄冠を掴んだ。

○スプレットビーバー・石山監督
「リーグに在籍して長い年月が経ちましたが、ようやく優勝戦までたどり着き、しかも優勝までできて本当に感無量です(笑) 今日は緊張感のある中での試合でしたが、みんなの『勝ちたい!』という強い思いが、勝利につながったんだと思います。振り返れば、CSでは北川が3連投を見事に乗り切ってくれたり、絶体絶命の劣勢でも最後まで諦めず劇的勝利につなげたり、チームが大きく変われた一年でした。今年ほど熱い年はかつてありませんでしたね(笑) これからもベテランがチームを引っ張り、若手も気後れしないで野球に取り組んで欲しいと思います。今日は本当に良い経験をさせていただきました」

●武蔵野吠え〜るず・高木(雄)主将
「悔しいですね。先制点を取って、うちらしい展開になるかと思っていましたが、最後まで波に乗れなかった感じでした。みんな緊張もしていたでしょうし、序盤で点差がついた時には『このまま大差の試合になったらどうしよう・・・』と内心ハラハラしていました(笑) しかし、中沢のタイムリーなどでその後追い上げることが出来て、自分たちの野球はできました。マリンは、外で待機している時には、さほど緊張はしていませんでしたが、グランドに入った途端、ナイター照明の鮮やかさに圧倒されました(笑) 正直、ここまで来れるとは思ってもいませんでしたので、チームにとって忘れられない記念の日になりました」



▲石山監督とヒーローの鴫原選手