4部優勝戦 in 千葉マリンスタジアム


▼5回2死から3番照沼の3塁打とワイルドピッチで4点目 結局これが決勝点となり、勝利の女神はPMGに微笑んだ
▲1点を追う4回、5番山田がセンター前タイムリー(左上)、さらに途中出場の8番高橋(広)もタイムリーを放つなど、この回一気にたたみかけ3点を奪った(左中)
 相手エラーにつけこみ最後までしぶとく食らいついたロンチャーズだったが、あと一歩及ばなかった(左下)

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(板橋区) (千葉市)
11月24日(土)  4部優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
PMG (板橋区) 0 0 0 3 1 0 0 4
ロンチャーズ (千葉市) 0 1 0 1 0 0 1 3



 PMGがロンチャーズの反撃を凌ぎ、関東草野球リーグ4部の頂点に立った。先制したのはロンチャーズ。2回、この回先頭の6番・高山、7番・鈴木が連続して死球で出塁し無死1・2塁とした後、8番・安国が送り1死2・3塁と先制の好機を作る。続く9番・宮崎の当たりは平凡な内野フライ。しかしこれをPMG内野陣が落球し、ロンチャーズがラッキーな形で1点を先制する。追うPMGの反撃は4回。ヒットとワイルドピッチ、内野ゴロなどで1死3塁とした後、迎えた5番・山田がセンター前に弾き返しまず同点とすると、さらに四球、盗塁などで2死2・3塁とした後、8番・高橋(広)がレフト前に2点タイムリーを放ち、この回計3点。3-1と逆転に成功した。さらにPMGは1点を返された後の5回にも2死から、3番・照沼が左中間を破る3塁打で出塁した後、続く4番・山田のときワイルドピッチが飛び出し1点を追加。4-2とリードを再び2点差と広げた。その後試合はPMGが5回から鎌田、6回から抑えの切り札・津島ら3投手を投入する必勝リレーでロンチャーズの猛攻を1点に抑え逃げ切った。

○PMG・西中監督 ●ロンチャーズ・飯田監督
「うちは投手力のチームで、今日はその投手がよく投げてくれました。また打つ方も要所で打つべく人が打つなど、良い形の攻撃が出来ました。千葉マリンはみんな初めてだったのですが、広くて大きかったです。緊張感しましたが、その中に楽しさも感じました。全体的にこの大舞台で自分たちの野球がやれたので満足しています」 「すべては4回でした。一気にたたみ掛けられてしまいましたね。先制したところまでは良かったんですが・・・ その後あと一本が出ず、残塁が多すぎましたね。最後の場面では、『代打・オレ』も考えたんですが(笑) でも、今シーズン一番身についた最後まで諦めない野球がマリンでも実践できたので、その点は良かったですね」