特別部優勝戦 in インボイスSEIBUドーム
※詳細は後日掲載いたします


▼春のアークカップ優勝に加え、リーグ最高峰・特別部を制し、今年度関東No.1の座に輝いた
▲Ashは2回、1死2・3塁からパスボールで先取点、試合の主導権を握る(左上) 
  2点を追う四ッ葉は5回、1点を返しなおもチャンスで、同点のランナーが本塁を突くが、惜しくもタッチアウトに終わる(左中) 
  6回、四ッ葉を突き放す値千金タイムリーを放ち、1塁上で左手を高々と掲げるAsh田村選手(左下)

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(柏市) (さいたま市)
11月27日(日)  特別部優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
Ash (柏市) 0 1 0 0 1 1 0 3
四ッ葉倶楽部 (さいたま市) 0 0 0 0 1 0 0 1



 Ashが3-1で四ッ葉倶楽部を下し、今年度・第13回関東草野球リーグの頂点に輝いた。先手をとったのはAsh。2回の表、この回先頭の4番佐藤が四球で出塁。続く5番藤崎がレフト前ヒットでつないだあと、6番田村がキッチリ送り1死2・3塁と先制の好機をつかむ。ここで迎えた7番前田の時、四ッ葉倶楽部に痛いパスボールが飛び出しAshがあっけない形で1点を先制する。さらにAshは5回、この回先頭の7番・前田が四球で出塁するとすかさず2盗を決め、さらに8番小田嶋が送り1死3塁と追加点のチャンスを作る。ここでAshは9番・鳴島のところで代打大野を送る。この代打大野のとき四ッ葉倶楽部の2番手・海老井にまさかのワイルドピッチが飛び出し3塁走者がホームイン。Ashが2-0とリードを広げた。2点を追う四ッ葉倶楽部の反撃は直後の5回。先頭の7番広瀬が内野エラーで出塁すると、続く8番結城が四球で続き無死1・2塁と反撃のチャンスが訪れる。ここで四ッ葉倶楽部はダブルスチールを敢行。さらにこのとき捕手からの3塁への送球が外野に大きくそれ、この間に2塁走者が一気に本塁に還り四ッ葉倶楽部が1点を返す。しかし1点差に迫られたAshは直後の6回、2死3塁から6番田村のセンター前タイムリーで1点を追加し3-1とリードを再び2点差に広げた。結局このリードを先発・阿久津が守り切り、Ashが嬉しい関東草野球リーグ初優勝を決めた。

○Ash・鈴木主将 ●四ッ葉倶楽部・山次監督
歓喜の初優勝に、「春にアークカップで東京ドームに行かせてもらいましたが、秋にもここに来られるように1年間頑張ってきました。その目標が達成できてしかも優勝も出来て本当に最高な1年になりました。来年もこの優勝に満足することなく、またここに戻って来られるように頑張りたいです」 3投手の継投も実らず初優勝を逃した四ッ葉倶楽部。試合後山次監督は、「やはりこういう大舞台ではミスをした方が負けますね。何とか勝ちたかったのですが。でも今シーズン最後の試合をすばらしい球場でできて満足しています」