佐川急便千葉、サヨナラ劇で初優勝
 佐川急便千葉・宇田川、東京ラインプリンタ印刷・日比野の両先発で始まった優勝戦。まず先手を取ったのは東京ラインプリンタ印刷。2回2死から6番森川選手が左中間に落ちるヒット。これをセンターの池本選手が前日までの雨天の影響ですべりやすい人口芝に足を取られた形で後ろに後逸。さらに悪送球が重なり森川選手が一挙にホームインしあっけない形で先制点を挙げる。一方佐川急便千葉は3回、先頭の伊藤選手がセンター前ヒットで出塁。すかさず2盗を決め無死2塁とすると、ここで2番芳中選手がうまくレフト前に流しすぐさま試合を振り出しに戻す。その後両チームとも何度もスコアリングポジションに走者を進めるが、あと一本が出ず0行進が続く。迎えた最終回、佐川急便千葉はエースの塚本投手が満を持して登板。東京ラインプリンタ印刷の攻撃を3人で抑えると、その裏佐川は1死から9番増田選手が死球で出塁。続く1番伊藤選手は倒れたものの、この間に増田選手が2盗・3盗と決め2死ながら3塁のサヨナラのチャンスを迎える。ここでこの日3安打と当たっている2番芳中選手がまたしてもライト前に弾き返しサヨナラ勝ち。佐川急便千葉が2-1で東京ラインプリンタ印刷を下し関東草野球リーグ初優勝に輝いた。一方善戦しながら惜しくも敗れた東京ラインプリンタ印刷。中でも6回の無死1・3塁のチャンスを生かせなかったのが最後まで響いた形となった


12月8日(日) 1 2 3 4 5 6 7
東京ラインプリンタ印刷 (板橋区) 0 1 0 0 0 0 0 1
佐川急便千葉 (船橋市) 0 0 1 0 0 0 1× 2


▲前日の雨も止み、いよいよ決戦の日がきた ▲試合前ストレッチに汗を流すラインプリンタナイン ▲佐川急便千葉が専用バスで到着

▲到着するなり神宮周辺でランニングを開始 ▲観客、応援団も続々神宮球場に詰めかけてきた

▼キャッチボールに汗を流すラインプリンタナイン
▲佐川急便千葉からシートノックを開始

▲続いて東京ラインプリンタ印刷ナインがシートノック。初めての神宮球場にナインも気合が入る ▲この試合に大型カメラも登場

▲オーダーの発表。神宮にその名が記される ▲試合前、今日の大一番に向け作戦・サインの最終確認をする両チーム

▲さあ、いよいよ第10回記念大会優勝戦の試合開始だ

▲両軍本日のスタメン ▲佐川急便千葉の先発マウンドは宇田川投手

▼ラインプリンタ1番・荒平選手が打席に入りプレイボール
▲盛んに大きな声を出すラインプリンタベンチ ▲ラインプリンタの声援に詰めかけた大応援団

▲3塁側スタンドには「打倒佐川急便」の横断幕 ▲ラインプリンタの先発はエースの日比野投手

▲2回、ミス絡みで先取点を許し、がっくりする土井監督 ▲1点を追う佐川は3回、トップの伊藤選手が出塁

▲ここで2番・芳中選手のレフト前タイムリーで佐川急便千葉が同点に追いつく

▲その後両チームとも一進一退とした白熱の攻防が繰り広げられる

▲両軍ベンチの緊迫の駆け引きに、大観衆も固唾を呑んで見守った

▲6回表東京ラインプリンタ印刷は無死1・3塁の絶好のチャンスをつかむ

▲しかし、佐川・宇田川投手が踏ん張り無得点に終わる ▲佐川千葉は7回からエースの塚本投手を投入

▼佐川は7回裏1死から9番・増田選手が死球で出塁しサヨナラのランナーを出す
▲さらに2盗・3盗で2死3塁とチャンスを広げる ▲このチャンスに、この試合3安打と好調な2番・芳中選手がうまくライト前に弾き返す

▼決勝打を放った芳中選手を出迎える佐川ナイン
▲佐川急便千葉が劇的なサヨナラ勝ちで優勝を決めた ▲激闘を終え試合終了の挨拶

▼ラインプリンタナインがスタンドの応援団に挨拶
▲引き続き表彰式が行われた ▲優勝の佐川急便千葉に関東草野球リーグ連盟杯の授与

▲両軍ナイン、笑顔がこぼれる

▲好投したラインプリンタ・日比野投手に敢闘賞 ▲この日、サヨナラ打を含む4安打と大活躍を見せた佐川千葉・芳中選手がMVPに輝いた ▲これで第10回記念大会の全日程が終了した

▲式終了後、両軍記念撮影 ▲参加全チームの選手の皆様、1年間お疲れ様でした。また来年お会いしましょう